コンピュータの保護が視覚障害者でも利用可能に

視覚障害者団体が アバスト! アンチウイルスソフトウェアをスクリーンリーダで利用可能に

2010年6月 チェコ共和国プラハ - アバスト! アンチウイルスプログラムを提供するAVAST Software が最新のアプリケーションの更新により視覚に障害を持つユーザにも完全に対応できるようになったと発表しました。基本的なスクリーンリーダを使用することにより全盲又は弱視のコンピュータユーザも アバスト! アンチウイルス 5.0 製品 (アバスト! 無料アンチウイルス、アバスト! プロアンチウイルス および アバスト! インターネットセキュリティ) でマルウェアや不要なウイルスからコンピュータを保護できます。

この開発を後押ししたのはアバスト! アンチウイルス 5.0 の使用を切望した視覚に障害がある IT マニアです。「目の不自由な人々にとってコンピュータは本当に素晴らしい発明品なんだ。コンピュータに適応するのが趣味の人だっているんだ」とプラハの Czech Technical 大学内にある弱視サポートセンターであるTEREZA センターのチームリーダーであるRadek Seifert 氏は言います。

TEREZA の IT マニアたちの協力により アバスト! が微調整され、有名なスクリーンリーダ技術であるJAWS® とともに稼働するようになりました。「『ベータ版をくれ』と言われたから渡したんだ」と AVAST の最高技術責任者であるOndrej Vlcek は回顧します。「アバスト! では標準のWindows 制御を使用していないのでわれわれ側では難しい問題でもあったんだ」

スクリーンリーダソフトとはウェブサイトを参照し内容を読み上げるようにデザインされています。スクリーンリーダには画面の情報を音声に変換するテキスト・トゥ・スピーチ (TTS) エンジンが使用されており、イヤフォンやスピーカーを通して聞くことができます。スクリーンリーダは音声だけではなく点字でも情報を提供することができます。点字ディスプレイとして知られている外付けのハードデバイスにはこれが必要です。

「スクリーンリーダは調節するのが複雑なこともある。プログラムを微調整する方法がたくさんあるし、読み上げられるのに必要な情報のほんの少しの違いを調節しなければならないしね」とSeifert 氏は説明します。

TEREZA と AVAST Software の協力体制は世界中で知られることとなったようです。
「AVAST のような企業が全盲又は視覚に障害のあるユーザに対してプログラムが使用できるようにするのにそんなに時間がかからなかったことは素晴らしいと思う。アバスト! 5.0 が Jaws とともに稼働するようになってうれしいよ」とカナダ、ハリファクスにあるDalhousie 大学の目の不自由なJAWS 指導員であるMichael Osmond 氏は記しています。 2008年からの アバスト! ユーザである氏は特に 5.0 の Eメールフィルタが正常に稼働するか心配していました。

コンピュータとスクリーンリーダ技術は目の不自由な人々の生活に不可欠なものになっています。「JAWS プログラムはただのスクリーンリーダ以上のものになっています。ナビゲーションの助手といっていいかもしれません」とFreedom Scientific 社のVP Software Product Management のEric Damery 氏は言います。「この技術は視覚に障害がある人たちを勇気づけ、アバスト! アンチウイルスの最新プログラムがコンピュータユーザに安心感を与えるはずだと信じています」